「座間味島の池 徹先生(大学14期)訪問」

                    山本克彦(大学19期)


 平成20年6月27日沖縄県座間味島の池 徹 先生(大学14期)にお会いしました。 池先生は私より先輩の諸兄はどなたでもご存知の有名な池兄弟のお一人です。 九州歯科大学大学院の一期生で第一口腔外科学講座に在籍されていました。 大学院終了後名古屋大学医学部の講師を経て、茨木市で開業され、その間大阪府同窓会で21年にわたり楽しく接していただきました。 8年前に沖縄県座間味村に移られ、離島の歯科医師として活躍されています。 座間味島での生活振りは本ホームページ上ですでに紹介されています。 

 座間味島は大小20あまりの島々からなる慶良間諸島の有人島の一つで、沖縄本島から南西約40kmに位置し、那覇の泊港から高速船で50分、フェリーで2時間かかります。 世界でも有数の"ケラマブルー"と呼ばれる色の透き通った海と珊瑚礁やカラフルな魚群達に恵まれています。



池先生お勧めの高月山展望台からの座間味村集落の一望

 慶良間諸島海域は2005年ラムサール条約に登録され、 ダイビングとホエール・ウォッチングのポイントやここにしか生息しない固有のケラマジカなどで有名です。 また1988年の安田成美主演の映画「マリリンに逢いたい」の舞台にもなりました。 これは実話で阿嘉島に住む「シロ」が3km離れた座間味島にいる「マリリン」に恋をして、泳いで逢いに行っていたという純愛物語です。 マリリンと愛を語らった後阿嘉島に帰る時はフェリー乗り場に現われ、無賃乗船を繰り返していたそうです。 フェリーに乗り遅れた時は役所に勤めている方がマイシップで阿嘉島に帰るのを知っていてその方が仕事が終わるのを待っていたそうです。 頑張ったシロの恋は成就され、二人(匹)の間には、子供もでき、子孫たちがいまでも生きているそうです。 


映画「マリリンに逢いたい」のマリリンの銅像。 阿嘉島の港には
シロの銅像があります。


 報道にありましたように、大江健三郎の「沖縄ノート」で沖縄戦で住民に集団自決を命じた、命じないと裁判になっていたのは、この慶良間諸島の座間味島と渡嘉敷島でのことです。 悲しい歴史がこの島にあったとは思えないほどの素晴らしい自然環境に平和の大切さを感じとることができました。 

 池先生の座間味歯科クリニックは座間味村役場の隣で座間味港から徒歩数分の小さな小さな診療所です。 お伺いした時ちょうど根管治療をされていました。 困難な大手術もこなしていた先生がお人柄そのままに丁寧に親切に対応されていました。 大阪では得意の語学を生かして海外留学関係で活躍されていた奥様が診療を手伝っておられました。 休日は磯釣りや自宅前のビーチで泳がれるそうです。 島の様々な行事への参加が多くて忙しい生活だそうです。 島をガイドしてくれた方が島民全員が池先生のことを知っているし、よくしていただき感謝していますよと話しておられたのが印象的でした。 離島で孤軍奮闘されている池先生ご夫婦のますますのご活躍をお祈りいたします。 時に私のように突然訪ねてくる人たちもいるそうです。 機会があれば是非座間味島の池先生をご訪問されることをお勧めいたします。 とても嬉しい気持ちになれますよ。   

池先生ご夫婦と私。 池先生はアロハで診療です。 

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